[ シリア編 ]

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パルミラ(アラブ城からの夕景)

パルミラは隊商都市として栄えた町です。特にペトラが衰退してからはヨーロッパとアジアを結ぶ中継地の要所として繁栄。カラカラ帝の時代には(税金が免除される)ローマの植民地として認められ、商業人の町パルミラはさらに裕福となりました。しかしながら、3世紀後半にあらわれた美しき野心家ゼノビアにより状況は一転。独立と周辺の支配を目指した政策は、ローマのアウレリウスの怒りを買い、ローマ軍の侵攻によりパルミラは壊滅します。その後、ビサンチン、イスラムの時代を経て、要塞から廃墟になっていきます。アラブ城は、17世紀になってからこの一帯の警備のために建てられた城塞で、現在では6平方kmと広大なパルミラの遺跡を一望できる特等席となっています。古代都市パルミラは、1980年世界遺産に登録。
アラブ城の入口。 しばらく窓がなく迷路のような
アラブ城内部を歩きます。
外に出ると視界が開けた
景色が目の前に!
夕刻に近づくにつれ、薄紅色に。
大きな写真(130KB)
紀元前19世紀の書物にすでにタドモール(アラム語で「ナツメヤシの町」)としてあらわれる
パルミラ(ラテン語の「ヤシの町」)。今でも乾燥した砂漠の中に、緑のナツメヤシが広がっています。
スポットの名称入り大きな写真(130KB)
アラブ城ではこんなスタイルでも
撮影できます(^^;
夕焼けに包まれる空。
暗闇に包まれると、一部の列柱が
ライトアップされます。
アラブ城もライトアップされ、
要塞の形相を醸し出しています。
【DATA】
所在地 ダマスカスから北東へ約230km
営業時間 <アラブ城>10:00〜日没※かなり暗くなるまで粘りました。守衛さんゴメン(^^;
<ベル神殿>8:00〜16:00(夏は8:00〜13:00、16:00〜19:00)
入場料 <アラブ城>150シリアポンド
<ベル神殿>200シリアポンド
次はパルミラ(早朝散歩)
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