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CASIOデジカメQV-7000SXレポート
Vol.03 (1998.10.31)
−パノラマの加工にチャレンジ! −
パノラマ画像は、連続で撮影した画像とちょっとしたレタッチソフトがあれば、作成は可能です。 しかし、その作業に要する労力はかなり大変なものです。
QV-7000SXには、パノラマ撮影を支援する機能がありますし、パノラマ画像を作るソフト「Spin Panorama」も添付されていますので、これを利用してパノラマ写真を作成してみることにしました。
- 【デジカメ側】
- QV-7000SXでパノラマ撮影するときも、やはり連続した複数枚の写真を撮ることになります。
パノラマ画像撮影時の支援として、「パノラマモード」では前に撮影した一部分のゴーストを画面左端に出してくれます。
このゴーストに現在の液晶ファインダーの風景をあわせるようにすれば、上下のずれが生じないというわけです。
これは、銀鉛カメラにはないいかにもデジカメのメリットというべき機能でしょう。
実際には写真の両端がレンズの屈折により歪んでいるため、ゴーストを実際の画像にぴったりと一致させることはできません。
これを無理にあわせようとすると、カメラを傾けてしまうことになります。 地面などを基準に撮影すれば、ゴーストにだまされずカメラを水平に構えることができます。
あとのソフトウェアでの重ね合わせ処理のことも考えると、パノラマにあっている被写体は「遠景」です。手前の人や建物などは、写真に入れないようにするか境界に来ないように撮影すると、作業の効率がぐんと上がります。
また、デジカメ上のプレビュー(再生)では、数回に分けて撮った写真をつなげた動画で確認できます。
これは、限られた画面の中での最も優れたプレビューの方法だと思います。
- 【ソフトウェア側】
- パノラマ画像作成ツールの仕事は、連続した画像の重ねあわせと、その境界の処理です。
QV-7000SXにはSpinPanoramaというパノラマ画像作成ツールがついています。
(「作成ツール」ではなく「支援ツール」が正しい表現かもしれません) このソフトは動画作成ソフトと同じソフトメーカのもので、操作面はほぼ共通化されており、どちらかに慣れるともう片方も使えるように工夫がされています。
SpinPanoramaは隣り合う複数の画像で重なるべき点を2箇所指定し、その情報をもとにつなぎ合せます。
細かい部分まで拡大して見ることができるので、かなり正確にその点を指定できます。 2つの画像の境界部分は、重なった画像を重ね合わせて目立たなくしてくれます。
設定で、重なった画像のブレンド割合を調整することもできます。
うちには画像分野で有名なLivePicture社のパノラマ画像作成ツール「PhotoVista」があります。 このソフトの優れている点は、レンズによる画像のひずみを計算したうえで画像を合わせてくれるところです。
連続した画像が正確につながるよう撮影できればいいのですが、三脚でも使わない限りどうしても上下のずれを生じてしまいます。
このずれの調整を、PhotoVistaでは各写真を垂直方向に移動、SpinPanoramaでは写真を変形して行います。
右の例でいいますと...
上段A,B,Cの写真は連続で撮ったつもりなのですが、天地の位置がずれています。
(QV-7000SXのパノラマ機能のおかげである程度は上下方向もあわせることが楽になりましたが、それでもこのようなことはしばしばあります。)
中段のPhotoVistaの例ではA,B,Cそれぞれの写真を垂直方向に動かして高さを調整してくれていることがわかります。
一方下段のSpinPanoramaでは、A,B,Cの天地の位置をずらさないで画像に変形を加えています。
ここに挙げたサンプルはちょっとおおげさですが、おおまかな処理方法はこんな感じだと思います。(アルゴリズムを知っているわけではないので、実はもっと複雑な処理をしているかもしれません)
実は私の場合、これらパノラマ画像作成ツールを使うより、PhotoShopで直接複数の画像をつなげることが多いです。 つなげてしまった1枚の画像を補正するより、色補正しながらつなげるときれいに加工でき、画像に変形が施されていないので切り貼りしやすいメリットもあるからです。
でもこの方法は手間暇かかるので、「こだわりの1枚」以外の写真はツールに頼って適当にしておくのが、パノラマ写真作成を長続きさせる秘訣かもしれません。
| Spin Panoramaで編集 |
Photo Vistaで編集 |
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実際この画像(大阪城からの風景)をパノラマにしました!
(70%縮小)
大阪城と天保山の旅ネタもよろしく!
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