別館企画展:平成26年8月1日まで ♪てんこもりの風景写真で旅気分♪
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※期間終了のため、画像の拡大はできません
 
 美の宝庫、ルーブル美術館。全ての部屋を走破しましたが、この美術館の魅力を汲みきれてはいません。これからご紹介するのは、美術館の膨大なコレクションのほんの一部ですが、ガイドブックや美術史で紹介される有名な作品ばかりです。これからルーブル美術館を訪れる方には鑑賞の一助に、すでに訪れた方には、写真の整理にお役立てください。
 
 鑑賞の一助として、ルーブル美術館で購入した2冊のガイドブックに、記載があるかどうかを示しておきました。「星の数」の意味は、次のとおりです。
 
★★★
★★
  両方に掲載している。
どちらか一方のガイドブックに記載がある。(約200頁と約500頁)
記載なし
 
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ルーブル美術館

外観(昼)
 12世紀末頃に誕生。砦から宮殿へ、一時は廃墟となりましたが、増改築を重ねて19世紀にほぼ今の形となりました。20世紀には、ミッテラン大統領が推進した「大ルーブル」計画によるガラスのピラミッドを加え、写真の姿となります。美術館は、「中央芸術博物館」として1793年8月に開館しました。
 
外観(夜) 展示の様子(1) 展示の様子(2)
 美しい宮殿の姿は、閉館後も人々を魅了します。  延々と続く展示室。  部屋の数は300を優に超えます。
     
     
 
鑑賞の様子(1) 鑑賞の様子(2)  
 校外学習風景。  スケッチをする人に出会うことも。   
     
三大至宝
サモトラケのニケ(1) サモトラケのニケ(2) サモトラケのニケ(3)
★★★ ★★★ ★★★
B.C.190年頃 B.C.190年頃 B.C.190年頃
(古代ギリシャ) (古代ギリシャ) (古代ギリシャ)
 ニケのための劇場空間。  左翼を型取り、反転させて、石膏で右翼を再構築しています。  
     
ミロのビーナス(1) ミロのビーナス(2) ミロのビーナス(3)
★★★ ★★★ ★★★
B.C.130〜100頃 B.C.130〜100頃 B.C.130〜100頃
(古代ギリシャ) (古代ギリシャ) (古代ギリシャ)
 今の設置場所。昔と比べ、台座との位置関係を、少し変えています。(よく見ると、腰布のしわの一部が欠けています。右の写真と比べてみてください。過去の修復部分を除去したのかもしれません。)  昔の設置場所(2005年撮影)。  
     
 
モナリザ(1) モナリザ(2)  
★★★ ★★★  
1503〜1506年 1503〜1506年  
(絵画)レオナルド・ダ・ヴィンチ (絵画)レオナルド・ダ・ヴィンチ  
 混雑時には、閉館30分以上前でも展示室に入れなくなります。(注意!!)  人混みで、近づくのが大変でした。  
     

絵画

トルコ風呂 グランド・オダリスク ヴァルパンソンの浴女
★★★ ★★★ ★★★
1862年 1814年 1808年
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
     トルコ風呂から抜け出した感じ。
     
サルダナパロスの死 民衆を導く自由の女神 メデューズ号の筏
★★★ ★★★ ★★★
1827年 1830年 1819年
ウジューヌ・ドラクロワ ウジューヌ・ドラクロワ テオドール・ジェリコー
 ドノン翼には、有名な大作が数多く展示されています。  これも。  これも。
     
レカミエ夫人 カラスのいる樹 真珠の女
★★ ★★
1800年 1822年頃 1868〜1870年頃
ジャック=ルイ・ダヴィッド カスパル・ダーヴィト・フリードリヒ ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
 社交界のマドンナ。ナポレオンをも魅了しました。    真珠は、描かれていません。画家が最後まで手放さなかった作品です。
     
ホラティウス兄弟の近い 皇帝ナポレオンⅠ世と皇后ジョセフィーヌの戴冠 サビニの女たち
★★ ★★★ ★★★
1784年 1806〜1807年 1799年
ジャック=ルイ・ダヴィッド ジャック=ルイ・ダヴィッド ジャック=ルイ・ダヴィッド
   人物は、ほぼ等身大の大作。  
     
閂(かんぬき) 水浴の女たち 割れた水がめ
★★★ ★★★ ★★★
1778年頃 1763〜1764年 1771年
ジャン=オノレ・フラゴナール ジャン=オノレ・フラゴナール ジャン=バチスト・グルーズ
     
     
赤エイ 食前の祈り ディアナの水浴
★★ ★★★ ★★★
1728年以前 1742年
ジャン=シメオン・シャルダン ジャン=シメオン・シャルダン フランソワ・ブーシェ
 グロテスクですが、とても評価の高い作品です。(奥が深い...。)  この画家の、最も有名な作品です。  
     
1662年の奉献画 ピエロ シテール島への巡礼
★★ ★★★ ★★★
1662年 1718〜1719年頃 1717年
フィリップ・ド・シャンペーニュ ジャン=アントワーヌ・ヴァトー ジャン=アントワーヌ・ヴァトー
   おなじみ。ロココ様式の代表作。  
     
レースを編む女 天文学者 イーゼルの自画像
★★★ ★★★ ★★★
1665〜1670年頃 1668年 1660年
ヨハネス・フェルメール ヨハネス・フェルメール ファン・レイン・レンブラント
 現存する作品が少ない画家の、貴重な絵。  同左。  
   
サビニの女たちの略奪 寓意像 エビ足の少年
★★★ ★★ ★★★
1637〜1638年頃 1640年頃 1642年
ニコラ・プッサン シモン・ヴーエ ホセ・デ・リベーラ
     
     
大工の聖ヨセフ いかさま師 農民の家族
★★ ★★★ ★★★
1640年頃 1635年頃 1640〜1645年頃
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール ジョルジュ・ド・ラ・トゥール ルイ・ル・ナン
 ルーブルが再発見した画家。ろうそくの炎が印象的。  頭の羽は、放蕩息子の象徴。いろんな約束事があるものです。  
     
ジプシー女 リュートを弾く道化 乞食の少年
★★★ ★★ ★★★
1628〜1630年頃 1624年頃 1650年頃
フランス・ハルス フランス・ハルス バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
 表情豊かな人物画で有名な画家です。    
     
四季(夏) 四季 四季(春)
★★
1573年 1573年 1573年
ジュゼッペ・アルチンボルド ジュゼッペ・アルチンボルド ジュゼッペ・アルチンボルド
 この画家は、おそらくこれが一番有名。  紛らわしいですが、ウィーンにあるのは「四元素(地、水、火、風)」です。  
     
カナの婚礼 足なえたち ガブリエル・デストレ姉妹
★★★ ★★ ★★★
1562〜1563年頃 1568年 1595年頃
ヴェロネーゼ ピーテル・ブリューゲル(父) (フォンテーヌブロー派)
 大きな部屋の大きな絵。  小さい部屋の小さい絵。  作者不明。
     
写字台に向かうエラスムス 自画像 風景の中のウェヌス
★★★ ★★★ ★★★
1523年 1493年 1529年
ハンス・ホルバイン(子) アルブレヒト・デューラー ルーカス・クラーナハ(父)
     個性的で、独特の美しさがあります。
     
愚者の船 美しき女庭師 聖アンナと聖母子
★★★ ★★★ ★★★
1491年以降 1507年 1510年頃
ヒエロニムス・ボス ラファエロ レオナルド・ダ・ヴィンチ
 特異な画風に魅せられる人が多く、人気の画家です。    修復前の写真。現在は修復が完了し、色が鮮やかになっています。
     
ヤコブ・フロレインスの聖母 ラザロの蘇生 3美神を伴うウェヌスから贈物を授かる若い婦人
★★ ★★ ★★★
1488〜1490年頃 1480〜1484年頃 1483年頃
ハンス・メムリンク ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス ボッティチェリ
     
     
円形の大ピエタ ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンのピエタ 宰相ニコラ・ロランの聖母
★★★ ★★★ ★★★
1400年頃 1455年頃 1434年頃
ジャン・マルエル アンゲラン・カルトン ヤン・ファン・エイク
     
     
その他
ネフェルティアベトの石碑 書記坐像 アケナテン夫妻の像
★★★ ★★★ ★★
B.C.2590年頃 B.C.2600〜2350年 B.C.1365〜1349年頃
(古代エジプト) (古代エジプト) (古代エジプト)
 豹柄の模様が美しい。4600年前...。  ルーブルの古代エジプト部門で、おそらく最も有名な作品。  
     
女神ハトフルとセティⅠ世 ラムセスⅣ世の埋葬の使者 ホルス神
★★★ ★★ ★★
B.C.1294〜1279年頃 B.C.1153〜1147年 B.C.1069〜664年
(古代エジプト) (古代エジプト) (古代エジプト)
     
     
タペレトの碑 オソルコンの三体神 カロママ(アメン神の妻)
★★★ ★★ ★★
B.C.900〜700年頃 B.C.874〜850年頃 B.C.850年頃
(古代エジプト) (古代エジプト) (古代エジプト)
 豊かで鮮やかな色彩。    象嵌細工が素晴らしく、至宝とされています
     
猫の坐像 ラガシュ王子ウルナンシェの浮彫り 複合材料の小像(左)
★★ ★★★ ★★
B.C.700〜600年 B.C.2500年頃 B.C.2000年紀初期
(古代エジプト) (古代オリエント) (古代オリエント)
     右側にある「傷跡像」も、ガイドブックで紹介されています。
     
エラム神(前列左) ハムラビ法典(前) ハムラビ法典(後)
★★ ★★★ ★★★
B.C.2000年紀初期 B.C.18世紀前半 B.C.18世紀前半
(古代オリエント) (古代オリエント) (古代オリエント)
   2005年に撮影。今は、前後を逆にして展示しています。  前も後ろも、楔形文字が「びっしり」です。
     
スフィンクスの坐像(家具の部品) イシュタール女神の小像 三体神
★★ ★★ ★★
B.C.1600年頃 B.C.250年頃 1世紀前半
(古代オリエント) (古代オリエント) (古代オリエント)
     
     
ランパンの騎士 パルテノンのフリーズ ボルゲーゼの剣闘士
★★★ ★★★ ★★★
B.C.550年頃 B.C.440年頃 B.C.100年頃
(古代ギリシャ) (古代ギリシャ) (古代ローマ)
 ランパンは、寄贈者の名前です。以前は、複製した胴体の上に据えられていましたが、今は頭部だけで展示しています。    同じポーズで記念撮影する人を見かけました。
     
アルテミスと雌鹿 奴隷 クピオの接吻で目覚めるプシュケ
★★★ ★★★
1〜2世紀 1513〜1515年頃 1793年
(古代ローマ) (彫刻)ミケランジェロ (彫刻)アントーニオ・カノーヴァ
   左奥も、同じ作者の作品。  
     
アルムギラの小箱 シュジェールの鷲 ルイ15世の王冠
★★ ★★★ ★★★
968年 1147年以前 1722年
(イスラム芸術) (美術工芸) (美術工芸)
 象牙製です。  古代壺(エジプトあるいはローマ帝国)を用いた作品です。  フランス国王の王冠としては、唯一現存。
     
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