[ 海外の風景(東アジア) ]

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北京編

プロローグ
2002年5月4日(土)から2002年5月7日(火)
場所 中国北京
天気
■北京の見どころ■
スポット  
万里の長城 郊外 八達嶺からみた長城。世界遺産。
天壇公園
崇文 明・清の皇帝が毎年豊作を祈った壇廟。世界遺産。
天安門 崇文 明・清代の皇城の正門。前には天安門広場。
故宮(前三宮外朝) 東城 明・清の皇帝の住居。世界遺産。
 (内廷ほか)
景山公園 東城 故宮の北側にある人工の山。故宮を一望。
北海公園
東城 中国現存では最古の王宮庭園。九龍壁の傑作あり。
鐘楼 東城 鐘楼から見る鼓楼と胡同地区の街並み。
北京動物園 西城 中国最大の敷地面積をもつ動物園。パンダ必見。
頤和園1 海淀 北京最大の庭園。皇室の行宮の場。世界遺産。
頤和園2


■北京のひとりごと■

北京は大阪から飛行機で3時間、時差も1時間と国内旅行感覚で行けてしまいます。万里の長城をはじめ見どころ盛りだくさんで、3連休に休日を1日くっつけて観光してきました。


この旅行は日本旅行(ベスト)でいきました。
結構直前の申し込みで、GW含み1人10万円程度でいけるコースを探してもらったところ、このコースに当たりました。

<1日目>
【プラン】(矢印だけは徒歩での移動)
ホテル(昼3:00頃出発)→(タクシー)→天壇公園→(タクシー)→北海公園→景山公園→(タクシー)→ホテル

まずは北京観光重要スポットのひとつ天壇公園へ(このツアーにはなぜか天壇公園が入っていませんでした)。天壇公園の見どころは南北一直線に並んでいて、人の流れに沿って観光ができます。ここはとにかく人・人・人混雑。祈年殿はじめ内部は公開されていますが、人の波をかき分けたどり着くにはちょっと根性が必要です(^^;)

北海公園の目的は「九龍壁」。日が傾き始めていたので他はほぼ素通りで北海公園を後にし、「夕刻の故宮」を見に景山公園へ。景山公園は故宮の北にある山で、朝と夕刻の景色が素晴らしいということです。夕方は空気にかすみがかかっていて、北京の街並みまではクリアに見渡すことはできませんでしたが、これがまた中国らしいと思い(込み)ながら写真を撮り続けたのでした。


・・・・・・・・・

<2日目>
【プラン】午前市内観光・午後万里の長城観光つき
ホテル→天安門広場→故宮(博物院含む)→万里の長城(八達嶺)→王府井→(タクシー)→ホテル

この日は観光つきコース。

午前は故宮、午後は万里の長城でかなりヘトヘトになるまで歩きました。やっぱし中国は大きいわ(^^;)

観光地はどこへいってもひとがいっぱい。海外からもさながら中国国内の観光客が多く記念撮影の嵐。日本以上に記念写真が好きなお国柄のようで、邪魔だと思ったら肩やかばんを押して”のける”しぐさをしてきます。もうちょっとゆっくり見させて〜!

故宮は天安門をくぐり南から北へ上ります。故宮ではあまりのひとの多さに同じグループを見失ってしまいました。

万里の長城は北京旅行のメインともいえるイベント。
万里の長城の観光名所、八達嶺では1時間弱のフリータイム。「一番上まで登って万里の長城を一望したい!」という野望がありましたが、この時間制限で行けたのは女坂方面で7合目(?)くらいまででした。最高点までは普通に歩いて往復3時間ほどかかるそうです。上に行くほど坂が急になっていくから、なるほど納得です。最高点近くまで一気に行けるロープウェイ使用のツアーがうらやましい。上りより下りの方が眺めもいいし、上りはとにかく体力を使うので眺めを堪能する余裕もないですし(^^;)

夕食では北京ダックをお腹いっぱい食べたあとは、ノボテル宿泊グループのワゴンに同乗させてもらい、王府井へ。メインストリートを練り歩きました。

王府井のにぎわい
王府井のにぎわい
王府井の井戸の蓋
王府井の起源が書かれた井戸の蓋

<3日目>
【プラン】
ホテル→(タクシー)→北京動物園→(タクシー)→頤和園→(タクシー)→鐘楼→(タクシー)→王府井→(タクシー)→ホテル
パンダは午前活発に動くというので、まずは北京動物園に行きました。中国といえばパンダだから(?)もっと海外のツアーや観光客がいると思ったのですが、ほとんどが地元のひとのようです。

お手洗いでは列を作っていても、当然のように割り込んでくるのは驚きました。中国で生き抜くすべを見た気がします。あと、ポケットに入れていた紙幣をすられそうになりました。動物をみているとき、腰のあたりに気配を感じたのでみてみると、ベンチに腰掛けているひとの手が伸びていました。気を抜いてはいけませんね...。

頤和園もまた広い敷地をもち、湖畔の風景を眺めながらのんびり散策したのでした。入場観光はほとんどしていませんが、昆明湖を半周するだけでも3時間はかかりました。

鐘楼から王府井へはタクシーで向かいましたが、帰宅ラッシュでか大渋滞に巻き込まれてしまいました。そこで運転手のおにいさんが何かを話しかけてくるのですが、当然のように中国語はまったくわかりません。どうやら「降りて歩いたほうが早い」というニュアンスのことを言っているようです。現在地を尋ねようとしましたが「Where」が通じなかったので、紙に「何処」と書いて地図を渡し教えてもらいました。TVではオリンピックに向けタクシードライバーが英会話を始めたというニュースをしていましたが、漢字で筆談*の方が有効な場合もあるようです。

* 筆談はときどき誤解を生みますが...たとえばお茶を購入する際、何かメリットがあるのかを尋ねるのに「特典」と書くと、お茶の効能を説明してくれました...。

徒歩10分ほどで王府井に到着。

王府井では、ひときわ大きなショッピングセンター「東方新天地」で中国茶をメインにお買い物と夕食。回転寿司なんかもありましたが、日本の相場より随分高かったので断念(向こうでは回転寿司が高級料理なのか、日本の常識を破るネタを提供しているのか...)し、日本語メニューのあるラーメン屋さんに入りました。

東方新天地はちょっと高級志向だからか買い物客もまばらでしたが、近くにある夜市はずいぶんにぎやかです。地元のひとも使ってるだけあって、雑貨もこなれた価格で売られていました。

王府井の露店は食あり、雑貨あり


<4日目>
出発までは宿泊ホテルのヒルトン近くにあったデパート(ルフトハンザセンター:外国人向けなので高級で高め)で過ごして帰国したのでした。

まずは北京郊外
万里の長城

ぷろろーぐ万里の長城天壇公園天安門故宮(外朝)(内廷)景山公園北海公園鐘楼北京動物園頤和園1頤和園2

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