[ メキシコ遺跡めぐり編 ]

海外の風景

日本の風景

イベント

季節の風景、行事、
特別展ショット

別館

カメラ仲間でもある
相棒の部屋

オアハカとモンテアルバン編


■オアハカとモンテアルバンの見どころ■

オアハカ市内と郊外観光
サントドミンゴ教会 ウルトラバロック様式のきらびやかな聖堂。
オアハカ文化博物館(その1) 博物館外観とモンテアルバン第7墳墓コレクション。
オアハカ文化博物館(その2) 第7墳墓室以外のオアハカ周辺の発掘品。
ラソレダー教会 ファザードが美しい教会。
オアハカ町並み 世界遺産にも指定されている街並み。
フォルティンの丘 オアハカ旧市街が一望できる丘。
オアハカ郊外
トルコルーラの日曜市、トゥーレの木。
ゲラゲッツァショー
オアハカの祭りゲラゲッツァをステージで再現。
モンテアルバンとミトラの遺跡
モンテアルバン遺跡 丘の上にサポテカ族が築いた聖地。
モンテアルバン博物館 遺跡からの発掘品を展示。
ミトラ
モザイクが美しい遺跡。
ぷろろーぐ
■オアハカとモンテアルバン編のひとりごと■

<到着当日>
[行程]
ホテル→サントドミンゴ教会→オアハカ文化博物館→夕食
オアハカでは今回のツアーのウリのひとつ、元修道院の高級ホテル「カミノレアル」に宿泊です。

ホテルには予定通り夕方に到着。チェックインのとき、なみなみと注がれたスパークリングワインのウェルカムドリンクで歓迎してくれました。うれしいけど飲むのはほどほどにして、夕食まで2時間ほどのフリー時間をサントドミンゴ教会と博物館にあてます。

カミノレアルはオアハカの見どころ、サントドミンゴ教会まで徒歩5分ほどの好立地。そのおかげで、ちょっとした時間も有効に使えます。

サントドミンゴ教会に隣接する博物館は、第7墳墓の発掘品メイン。あとはサラリと...と思っていましが、一地方の博物館と思ってあなどってはいけない!!サポテカ族をはじめとするオアハカ周辺のいくつもの民族が残した副葬品が、何部屋にも渡って展示されています。しかも、いきいきとしたメソアメリカの粘土細工を見始めると、サラリと流すなんてとんでもない!とつい足を止めてじっくり楽しんでしまう始末で、余裕を見ているつもりだった夕食には駆け込みでの参加となりました。
オアハカ文化博物館の展示物
文化博物館はオアハカ地方発掘品の宝庫
カミノレアルロビー
宿泊したカミノレアルは
立地も雰囲気も申し分なし!
カミノレアルのマリアッチ
夕食はホテルのオープンテラスで
マリアッチを聴きながら。

<2日目>

[行程](矢印だけは徒歩)
ホテル→(ツアーバス)→フォルティンの丘→(ツアーバス)→モンテアルバン→(ツアーバス)→ミトラ→(ツアーバス)→トラコルーラの日曜市→(ツアーバス)→トゥーレ→ホテル→夕食(ゲラゲッツァのショー)

朝もやのかかる中庭をみながら、ホテルで朝食。8時過ぎに出発し、オアハカ拠点の遺跡、モンテアルバンとミトラを観光します。

モンテアルバンには、フォルティンの丘経由で向かいます。フォルティンの丘は「もし見晴らしのよいところに観光バスが停車できれば行く」と回答保留になっていたのですが、オアハカ一望の場所を調べてくれていたようです。感謝、感謝。
モンテアルバンの遺跡は、丘の上に建つので規模もそれほど大きくなく、メインセンターはゆっくり見ても1時間ほどで回れるものです。

メソアメリカの写真集などを見る限りでは、モンテアルバンは今回めぐる遺跡の中では「一番原型が残っていない」つまり廃墟なイメージが強いスポットでした。というのも、丘の上をならして作られているだけあって、ここに残っていた石材もまた、他の遺跡がそうであったように建造物の材料として持っていかれたというし...。

でも実際見てみると、壁面にはレリーフが残っているし、基壇も階段も結構高さがあるので、想像以上に見ごたえのある遺跡です。

サボテンの花
モンテアルバンに咲いていた
サボテンの花。

モンテアルバンの次は、オアハカ郊外の観光。まず、大きな杉の木があるトゥーレを訪れます。感想はというと、確かに大きな木だなぁと。

昼食は、白漆喰がまぶしいかわいいお店。毎食のようにトルティーヤが出てくるメキシコ料理ですが、ここの具はイナゴ...。「くぎ煮みたいなものよ」といわれても、甲殻類のパリッとした触感を想像するだけでダメ。モッツァレラチーズオンリーでいただきました。

その後は、この地方の日曜市を観光。観光客対象でなく地元に住むひとたち相手の出店なので、生活感あふれる商品が並んでいます。果物もとてもおいしそうだったので、生水洗いじゃなかったら食べたかったなぁ。

 

スペイン風のレストラン
スペイン・地中海地方を
髣髴させるかわいいお店で
昼食。メスカル飲めます。
そしていよいよミトラの遺跡!入場したらいきなりモザイクの壁が見えてきます。ミトラの見どころはこの宮殿と、隣にあるかなり崩壊している宮殿下にある地下墳墓。そこかしこにいろんな模様のモザイクが施されています。

石版などに彫ったレリーフは、マヤの遺跡含め今回の遺跡めぐりで多く見ましたが、切石を積んだモザイクはここだけ。幾何学模様というのがまた神秘的で、遺跡なのにモダンな雰囲気さえ漂います。


ミトラ
ミトラの遺跡前にも雑草の
サボテンが生えてます(^^)
夕食はゲラゲッツァのショーを催しているホテル近くのレストランにて。前日の予約時はショーをするかどうか決まっていなかったのですが、当日夕刻に決行するとの知らせを受け、ほっと一安心。8:30頃開場と遅いので、近所のショップを少し回ってちょっとだけお買い物を済ませ、あとは直前まで疲れを開放しうたた寝。

目覚めすっきりでレストランに行くと、どうやら一番乗り。着席後スペイン語のメニューが出てきました。オアハカの名物モーレを頼もうと思ったのですが、サッパリわからず。アメリカ観光客も多く訪れるようなレストランだからと英語メニューをお願いしましたが、驚いたことに置いていないらしい。現地ガイドさんに書いてもらったスペイン語のお料理メモを渡したところ、モーレは扱っていないとのこと。結局スペイン語のメニューから、適当に料理を注文しました。

どんな料理がくるかちょっとドキドキして待っていたところ、しばらくして店員さんが「モーレ食べたい?作りますよ」と言ってくれました。お料理メモ渡しておいてよかった。メニューにないのに作ってくれるなんて、ほんとに地域に密着した料理なんだなぁ。

そんな裏メニュー(?)のモーレですが、お味のほうは...気に入ったか苦手かといえばちょっと後者かな。独特の風味がありますので、ピッタリはまる人には結構いけると思いますが。

ゲラゲッツァショーの帰り道、
夜のオアハカの街並も楽しめました。
ショーは小規模ながら、現地ならではの音楽や衣装、踊りが楽しめて、「見に来てよかった!」という感じです。

<3日目>
[行程](矢印だけは徒歩)
ベニートファレスの家(早朝)→ホテル→サントドミンゴ教会→カテドラル→ベニートファレス市場→(ツアーバス)→ラソレダー教会→(ツアーバス)→オアハカ空港(ビジャエルモッサへ)

オアハカの最終日はおまかせコース!めずらしく遺跡観光のない1日で、徒歩中心の旧市街観光がはじまります。

「すでに行かれている方も多いと思いますが、ツアーのコースに含まれていますので...」という前置きでまず訪れたのは、サントドミンゴ教会。その通り、わたしたちがサントドミンゴに足を運ぶのはこれで3度目。事前にゆっくり撮影観光できたおかげで、わたしたちとしては珍しい(?)説明をききながらゆっくりみることができました(しかもファインダー越しでなく、自分の目で...)。

カラフルにペイントされた漆喰の壁が美しい家が並ぶ通りを下り、州立のカテドラルへ。地方の教会としては立派なものですが、装飾はシンプルなもの。サントドミンゴのウルトラバロックに目が慣れてしまったからかもしれませんが。


観光客や地元の人で聖堂前は
常ににぎわっていました
そろそろ底が尽きてきたペソ。教会の近くにあった両替屋で交換しようとレートをみると、日本円がビックリするぐらいにレートが悪い!(メキシコシティの8割くらいだったと思います)皆さん含め迷わずドルをペソにしたのでした。

市場までの通りは車道沿いの細い歩道で人通りも多いので、グループからちょっと目を離すと迷子になりそう。ちょっと撮影は休んで、取り残されないようについていきます。

「お土産やさんに連れて行かれて貴重な時間を割くことがない」こともウリのひとつである今回のツアーですが、地元でも人気のご当地ならではのお店となると話は別。

立ち寄ったのは、現地ガイドさん行きつけのチョコレートやさん。カカオの産地メキシコではしばしばチョコレートを食べる機会がありますが、いつも食べなれているチョコと違い、甘くない上にちょっとクセがあります。ここでご馳走してくれたチョコペーストもそんな感じで、皆さんの反応はイマイチ。でも冷たいミルクにカカオをいれたチョコレートドリンクはおいしくって大好評!といっても、買い物をするスキは与えられず、試食だけして退散。ごちそうさま。

オアハカ名物チョコレート。
チョコレートドリンクがうまい!

ベニートファレス市場は、現地の名産品や食料品のお店が並ぶ大きな市場です。手織りの衣料品などはとても質がよかったりかわいいものがあるのですが、とりわけ安いというわけではないです。でも刺繍やレース編みなど手間のかかったものは、高品質ながらリーズナブルです。

観光バスでオアハカ最後のスポットラソレダー教会に行って、この日の観光無事終了。「地元の食料や日用雑貨が売っているスーパーに行きたい」との要望を出してくれた参加者がおられたようで、飛行場に向かう途中郊外型の大型スーパー(カルフールみたいな感じです)に寄ることができました。おかげで、お値打ちでおもしろいお土産がいっぱい買えました!

次は飛行機で、パレンケ観光の拠点となるビジャエルモッサへ向かいます。
まずはサントドミンゴ教会

ぷろろーぐ→【オアハカの街】サントドミンゴ教会博物館1博物館2ラソレダー教会町並みフォルティンの丘オアハカ郊外ゲラゲッツァショー →【遺跡】モンテアルバンモンテアルバン博物館ミトラ

▲ページのトップへ戻る