[ ポンペイの壁画展(内覧会) ]

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兵庫県立美術館・特別展:ポンペイの壁画展−第2章:日常の生活−


第1章は遠近法や美しい色合いに感動しつつもちょっと無機質な印象がある風景壁画でしたが、ここからは神話の神々を含むひとや動物も出てきて、ぐっと親しみを感じます。
ふたりの女性のメダイオン
(1世紀後半、ポンペイ収蔵庫)
黒壁に描かれた円形の人物画。
若い女性と乳母を描いた意図とは?

ポンペイ壁画の選挙広告部分。
独特の書体で描かれていて、
選挙広告専門の職人がいたとも。
カルミアーノの農園別荘・トリクリニウム。
連続した三面の壁画ですが、部屋のサイズに合わないということで分断されています。
大きな写真
酒の神ディオニュソスと豊穣の神ケレス。
葡萄酒の産地ならではのコラボ。
その向かいに、海の神ポセイドンと
アミュモネのペア。
小部屋は動物好きのための空間?!
自分的には、小さな宝箱のような部屋でした。
犬のシュンクレトゥス
(1世紀、国立考古学博物館)
ポンペイの「エピグラムの家」の食堂を飾っていた壁画。
犬の右上に、彼の名前と思われる文字「シュンクレトゥス」が書かれています。
コブラとアオサギ
(1世紀、国立考古学博物館)
色数控えめ、だいたんな筆使いで
濃淡を表現しています。
水墨画と似た美意識の作品かも。

左の絵の隣にあったのが上の絵で、
蛇食鳥がトカゲを食す場面。
狩りをして食べるという流れは、
そこが食堂だからでしょうか?!
大きな写真
小鳥
(20〜40年、国立考古学博物館)
まゆがユーモラスと思ったら 、
「キガラシコウライウグイス」の
目の部分には本当に黒い模様があり
「忠実に」描かれていたのでした。
戦車競走
(1世紀後半、国立考古学博物館)
ヴェスビオ山周辺に競技場はなく、
この地域で見つかった唯一の絵だそう。
当時の民衆に人気のこの競技を、
家主もよほど好きだったのでしょう。
大きな写真
「植物の燭台」
(30〜40年頃、国立考古博物館)
燭台ということで幅18cmの縦に細長い作品。
近づいてみてみると細かく丁寧に描かれていて動物もいっぱい!釘付けになりました。
部分:食卓のごちそう(1)
山羊のミルク。
大きな写真
部分:食卓のごちそう(2)
部分:食卓のごちそう(3)

次は、ポンペイの壁画展−第3章:神話−

はじめに第1章:建築と風景第2章:日常の生活 第3章:神話第4章:神々と信仰

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