[ 大分石仏と地獄めぐり編 ]

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山科桜めぐり編

2003年4月10日(木)
場所 京都市山科区、京都市伏見区
天気 晴れ

醍醐寺 真言宗醍醐派の総本山。秀吉の「醍醐の花見」で知られる。
山科疏水 山科北部を流れる琵琶湖疏水の散歩道には桜並木が続く。
毘沙門堂 山科の古刹境内には樹齢100年を超える枝垂桜

プロローグ
4月も中旬になると近畿の平野はすでに葉桜ですが、駅の開花だよりのポスターを見ると、盆地の京都はちょうど見ごろのようです。バスを使わないでスポットに行くことができる京都山科に、滞在時間4時間ほどのプチ旅行にでかけました。

まずは山科から地下鉄に乗って醍醐寺に。醍醐寺は世界文化遺産にも指定されている山科と伏見の境に位置する寺院です。開花だよりでは満開でしたが、すでに散り始めていてちょっと残念。まずは庭園の美しい三宝院に入りました。庭園も建築も立体的で見事なのですが、撮影禁止は残念。庭園はぜひとも写真に残したかった...。

そのあと仁王門をくぐりメインスポットである金堂と五重塔を拝観しました。枝垂桜越しにみる五重塔は観光用写真でも有名ですが、桜のボリュームはすでに半分ほどになっておりました...。

醍醐寺には三宝院や五重塔を含む下醍醐と、醍醐寺草創の地である上醍醐があります。醍醐寺を極めるのであればぜひ上りたいところでしたが、下醍醐から上醍醐までは歩いて1時間かかるとのことで、今回はサクラの美しい下醍醐のみの観光としました。

醍醐をあとに山科に戻り、次は山科疏水と毘沙門堂の桜を目指します。

毘沙門堂までは徒歩20分くらいですが、山科駅から諸羽神社・山科疏水・瑞光院と立ち寄りながらのんびり行きました。諸羽神社は住宅地のなかにひっそりとたつ神社です。神社左横の道から階段をあがると疏水の流れる場所に到着。こちらはさすがサクラの季節だけあって、大賑わい。7部咲きとの情報でしたが、この日の天気がよかったせいか疏水沿いの桜はほぼ満開。テーブルやベンチなどが整備されているので、地元の方の憩いの場ともなっています。

疏水をあとにし北上すると、途中民家の一部を開放してくれているといった趣の瑞光院があります。瑞光院を過ぎると毘沙門堂はもうすぐそこ。たどりつくと長い階段がお出迎え。年配の方はちょっとつらそうに階段を上っていましたが、「あがるのはしんどいけど、枝垂桜が本当に見事ですよ」とすれ違うひとに励まされ、元気を取り戻していたようです(^^)

毘沙門堂の桜を堪能したら、あとは帰路に向かいます。帰りに山科疏水沿いを少し歩いて楽しんだ後山科駅へ。山科駅交差点から東にすぐのところにある「三品菓舗」でやわらかい義士餅(あんは苦手ですが、この"ゆずあん"はおいしい!)をお土産に、今回の旅を終えたのでした。
諸羽神社
諸羽神社
琵琶の祖・人康(さねやす)親王ゆかりの神社。
瑞光院
瑞光院
浅野内匠頭の供養塔と赤穂四十七士の遺髪塚がある。

まずは醍醐寺


ぷろろーぐ醍醐寺山科疎水毘沙門堂

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