[ 上野・国立博物館&美術館めぐり編 ]

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東京国立博物館・本館(工芸)

芸術性の高いその道の実用品(鑑賞用に作られた道具も含め)を工芸として集めました。楽しい!カワイイ!的感覚で選んだのもあわせて、なんでも盛りのページとなりました(^^;
■茶道
一重口水指 銘 柴庵(重文)(16世紀)
信楽。ひびはデザイン上のもの。
利休所有のものとされている。
色絵牡丹水指(重文)(17世紀)
京都・仁和寺門前で御室窯を開いた
野々村仁清の作品。
色絵若松図茶壺(重文)
仁清作。
色絵梅花図茶壺(重文)
仁清作茶壺の代表作
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耳付花入れ(17世紀)
ひずみ、自然釉が特徴の伊賀焼。
このフォルム、色目がどうも
土偶に見えてしまう(^^;
千利休の書状(16世紀)
(工芸品ではないですが、
茶人の筆ということで…)
■書道
舟橋蒔絵硯箱(国宝)(17世紀)
マルチな才能があった本阿弥光悦の
代表作。ふっくらとした山形の蓋の
中央にかけられた、鉛の橋が印象的。
(2017年1月撮影)
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蓮池蒔絵経箱(重文)(12世紀)
平安時代の作品。大阪・金剛山所蔵。
浄土の世界ではなく、身近に咲く蓮の
花が描かれています。
(2017年1月撮影)
男山蒔絵硯箱(重文)(15世紀)
「蒔絵」は日本独自の技法。
漆で描いてそこに金を蒔きつけます。
(2013年1月撮影)
砧蒔絵硯箱(重文)(16世紀)
秋の風景が施された箱。うさぎもいます。
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水滴(12〜16世紀)
墨をするとき硯に水をたらす器。
展示と照明にセンスを感じます。
水滴(18〜19世紀)
江戸時代後期にはこんなカワイイ水滴も。
使うのもったいないな〜。
■武道
太刀 小備前友成(国宝)
11〜12世紀(平安時代)のもの。
日本刀の基本形、鎬造(しのぎづくり)
が確立したころの名匠、友成の代表作。

短刀 相州貞宗(国宝)
14世紀(鎌倉時代)のもの。
秀吉や幕府に仕えた寺沢広高が
持っていたため、「寺沢貞宗」
とも呼ばれています。
金茶糸素懸威波頭形兜
うさぎの耳っぽいと思ったら、
兎と波を組み合わせたデザイン
でした。
紅糸威二枚胴具足
(べにいとおどしにまいどうぐそく)
江戸時代に入ってからの華やかな鎧兜。
サザエの形の兜が気に入りました!
紅糸威星兜(重文)
14世紀、南北朝時代のもの。
獅子螺鈿鞍(重文)
12〜13世紀
紫裾濃威筋兜
江戸後期には古い形式の甲冑が
作られるようになったとか。
甲冑ルネサンスですね☆
(2013年1月撮影)
■陶器(壺・鉢など)
色絵飛鳳文輪花鉢
いかにも古伊万里でイメージする
色づけの作品です。17世紀。
銹地染付白鷺文向付
(さびじそめつけしらさぎもんむこうづけ)
17世紀の伊万里。円形皿からの脱却。
色絵花鳥文大深鉢(重文)
伊万里の中でも国内外で
人気だった柿右衛門様式。
鮮やかな色が特徴(特に赤色)。
(2016年4月撮影)
染付吹墨亭兎図皿
白磁にやわらかく浮かび上がる
ウサギと月、屋形が幻想的。
これも17世紀の伊万里。
鼠志野鶺鴒文鉢(重文)
16〜17世紀。泥の成分が鼠色に、
掻きとったところと塗り残し部分が
白く浮かび上がります。
美濃の織部脚付角鉢
17世紀の作品。一目で花(つぼみ)と
思ったけど、解説でつるし柿にも見える
とあり、そういわれてみれば…と感心。
■金工
桐竹鏡
1588年、京都の鏡師 青家次作。
安土桃山時代を代表する鏡。
中央の紐通しが亀になってます。
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鷲置物(重文)
1892年、鈴木長吉作。
明治に入ってからの作品。
シカゴ・コロンブス世界博覧会に
出品されました。
■彫刻
伝源頼朝坐像(重文)
鎌倉時代の作品。鶴岡八幡宮境内の
白旗神社に伝来。
大黒天立像(重文)
1347年、快兼作
東大寺の食堂に安置。ほがらかな
イメージの大黒天が少しコワイ…
戦闘モード入りかけなのだそう。
(2013年1月撮影)
左:狂言面 賢徳、右:狂言面 武悪
いろんな能・狂言の面から知りあいに似ているものを探すのもおもしろいかも?
(2013年1月撮影)
江戸時代に流行った印籠のストラップ的アクセサリー「根付」。
「かわいい!」「リアル!」「見事!」など
小さな作品の中に無限の可能性を感じます(○_○)
(2013年1月撮影)
■玩具など
源氏絵彩色貝桶
17世紀のもの。裏返した二枚貝の柄が対になるように選んで遊びます。
犬張子(19世紀)
雄雌ペアの魔除けのお守り。
無事の成長を祈り、子供の枕元に
置かれていました。
片輪車螺鈿手箱(国宝)
金粉と螺鈿が施された13世紀の化粧箱。
半分水に浸かった牛車の車輪が、
箱全体にあしらわれています。
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【DATA】
所在地: 東京都台東区上野公園13-9
料金: 一般620円 大学生410円 ※高校生以下は無料
開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
※冬を除く金曜は20:00まで開いていることも。詳細は公式サイトにて確認
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
※詳細は公式サイトにて確認
ホームページ: http://www.tnm.jp/

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