[ 6つの世界遺産をめぐるスリランカ大周遊 ]

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シギリヤロック編

■シギリヤロックの見どころ■
名称 概要
その1:水の広場周辺 シギリヤロックのふもとに広がる庭園
その2:岩の中腹まで ミラーウォール経由でシギリヤロックを
その3:ライオンの入口から王宮跡へ カーシャパ王の栄華の跡
その4:シギリヤ・レディ スリランカの至宝、美女のフレスコ画
その5:カワセミたち ハスの水路に戯れるカワセミたち

ぷろろーぐ
■シギリヤロック編のひとりごと■

スリランカ観光スポットの中で絶大な人気を誇るシギリヤ。シギリヤレディも大混雑必至で、ガイドに一番乗りしたいことを伝えて、早朝にホテルを出発してもらうことにしました。

ホテルは、シギリヤロックから車で10分ほどのところと結構近い「フォレスト・ウォーター・ヴィラ」に2連泊。早めのスタートを切るには、なかなか有利な立地です。

開門時刻7時の1時間ほど前にシギリアロック入口に到着しました。さすがに待つ人はまだおらず、入場1番乗りは確実です。

時間があったので、入場後ちょっとでもたくさん撮影に充てられるようにと、ガイドさんにあらかじめシギリヤの説明をしてもらうことに。そんな中、目の前に現れた小鳥。あの美しい青色はもしや…カワセミ!ってことで急きょ鳥たちの撮影会に変更。よく動くし日の出前でそんなに明るくないしで、カワセミの撮影に悪戦苦闘。待ち時間はあっという間に過ぎました。

7時ちょっと前に他のツアーバスが到着。とにかくシギリヤレディを目指そうと早足で入場。一番乗りと思っていたけど、周辺は犬さんたちが闊歩してました(^^;

うしろの団体を引き離して、シギリヤレディの入口に到着。いよいよと思ったのもつかの間、受付スタッフに断られてしまう(><)どうやら、フレスコを警備するスタッフがまだ到着していないのでしばらくはムリとのこと。…ショック…。しかたないので、さらにシギリヤロックを登り、帰りに立ち寄ることにしました。

ライオンの入口からは工事現場の足場のような階段を上ります。岩には大きなスズメバチの巣がはりついていて、数日前には観光客グループがスズメバチに襲われたそうです。なるべく刺激をあたえないよう、足音を抑え、会話もせずいっきに頂上までのぼりました。

しばらくすると、後ろを来ていたグループが到着。シギリヤレディはムリでしたが、こちらは一番乗りできました。シギリアロックの上は、岩のてっぺんとは思えない広さの王宮跡がひろがっていて、思っていたより見ごたえありました。王が住んでいたところとはいえ、シギリヤレディが知られすぎていて、露出度が低くなってしまっているのでしょうね…。

シギリヤロックを下り、いよいよシギリヤレディの観光。すでに入口は開いており、朝9時すぎで待ち行列ができていました。まだそんなに観光客が大勢いる時間帯ではなかったですが、フレスコ画のある洞窟は狭いし、仕方のないことです。

今回の旅行は専用車プランで、時間配分は柔軟に対応してくれました。グループの来場には波があるので、その波が途切れてまばらになる時を待つことができました(^^)

今回、入場からシギリヤロック登頂までは40分ほどでした(岩は大きく見えますが、高さは約200m)。朝一番のメリットは、人が少ないことと、日差しが穏やかなので歩きやすいことです。道中整備されていて足元が安定しているとはいえ、勾配が急なので日中はかなりバテそうです。実際、下山後水の広場をまわっているとき(朝10時くらい)はかなり暑くなってきていて(特に日差しが強い)、平地を歩くのもちょっとつらいと思いました。

シギリヤロックの周りにもサルが
たくさん。トクモンキーの親子。
ホテルの朝食はとれなかったので、
売店でちょっとスパイシーな具のつまった
パンをいただきました。

シギリヤを首都にしたカーシャパ1世は、父を殺して王になったことから「狂気の王」とか「暴君」とか書かれているものがありますが、現地ガイドはそういった印象はもっていないようでした。父を殺してしまった後、償いをし仏教寺院も建てて信仰した、悪いこともしたけど心を入れ替えて善行もした、そんな王がいた、という感じです。

シギリヤ宿泊2日目の夜は、ちょうど満月。この時期雲が出る日もあるのですが、大切なペラヘラの夜は不思議と月が見える、というガイドの話の通り、夜空にはきれいな満月が出ていました。きっとキャンディのペラヘラ祭も、最高潮を迎えているんだろうなぁ…。

明日はいよいよ、そんな古都キャンディへと向かいます。



まずは
シギリヤロックのふもと、水の広場周辺

ぷろろーぐその1:水の広場周辺その2:岩の中腹までその3:ライオンの入口から王宮跡へその4:シギリヤ・レディその5:カワセミたち

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