[ 愛知県美術館・大エルミタージュ美術館展 ]

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愛知県美術館・大エルミタージュ美術館展
3章 フランドル−バロック的豊穣の時代


フランドルは今のほぼベルギーあたり。北方ルネサンス(イタリアのルネサンスとほぼ同時期)時代には独自の芸術が咲き、ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲル(1世)が活躍しました。今回はその後迎えたバロック時代の作品が来日。巨匠ルーベンスを中心とした画家たちの力作が集まっていました。
(注:撮影年月を記載している写真は旅先での写真であり、本特別展にはきていません)
ピーテル・ブリューゲル(2世)(?)
「スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色」
父ブリューゲルの人気テーマを息子も描く。
大きな写真
ブリュッセル王立美術館所蔵
ピーテル・ブリューゲル(1世)
「ベツレヘムの人口調査」
(2013年12月撮影)
「ブリューゲル」といわれるのは1世。
息子たち(2世・ヤン)と比べても、
独特なタッチに魅かれます。
大きな写真
ヤン・ブリューゲル(1世)
「魚の市場(ペテロとアンデロの召命)」
ヤン(1世)はブリューゲルの末息子。
”花のブリューゲル”とも言われています。
ルーベンスとは画家仲間でした。
大きな写真
マウリッツハイス美術館
「四季の精から贈り物を受け取る
キュペレとそれを取り巻く果実の花輪」
(ヤンとヘンドリック・ファン・バーレン
との共作)(2013年12月撮影)
大きな写真
フランス・スネイデルス
「鳥のコンサート」
ピーテル・ブリューゲル(2世)に従事。
動物と静物画が得意といわれるのも納得の
表現力。ルーベンスとは画家仲間。
大きな写真
ヤーコブ・ヨルダーンス
「クレオパトラの饗宴」
富を誇示するため、真珠のイヤリングを
酢の入ったカップに落とす瞬間。
膝の上の子犬がカワイイ(^^)
こういうとこが売れっ子になる秘訣かも
大きな写真
ペーテル・パウル・ルーベンスと工房
「田園風景」
バロックの巨匠(とその弟子たち)が描く、
男女の羊飼いのなまめかしい時間。
大きな写真
ミュンヘン、アルテ・ピナコテークの
「田園風景」(2015年8月撮影)
こちらが原版。エルミタージュのは
工房作の縮小版レプリカです。
見比べて…違いがわかりますか?
大きな写真
ペーテル・パウル・ルーベンス派
「ルーベンスと息子アルベルト」
本人の作ではないとされています。
工房を運営しているだけあって、
顔立ちに知性・教養を感じます。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵
ルーベンス「サムソンとデリラ」
(2016年5月撮影)
カラバッジョの影響を受けた、とても
ドラマチックな絵。お気に入りの1枚。
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アンソニー・ヴァン・ダイク
「王妃ヘンリエッタ・マリアの2人の侍女:
カーク夫人アン・キリグルーとおしらくは
ストレイジ男爵夫人シャーロット」
ルーベンスの弟子だったヴァン・ダイク。
肖像画を多く残しています。
パリ・ルーヴル美術館所蔵
「狩猟場のチャールズ1世の肖像」
(2015年12月)
師匠の技術をしっかり継承。
ヴァン・ダイクは英国でチャールズ
1世の宮廷画家として従事しました。
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